平成22年度大垣市スポーツ少年団講演会・功労者表彰式
趣 旨 | 近年、スポーツ少年団活動が活発化し、その活動も多種多様である。このような現状の中でスポーツに係わる指導者や育成母集団(育成会)の役割は極めて大きく、この講演会を通じて資質の向上を図るものである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日 時 | 平成22年11月16日(火) 午後7時00分〜午後9時00分 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会 場 | 大垣市情報工房 5階 スインクホール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内容 (事務局の感想) |
演 題
『今、子どもの体と心が危ない』 〜いきいきと生き、すくすくと育つために〜 講 師
瀧 井 宏 臣 先生 ジャーナリスト・日本スポーツ少年団広報誌『スポーツジャスト』編集委員 今の子どもの体が本当に危険な状況にあることを知りました。 体力の低下、自律神経系の異常、免疫系の異常、内臓・血管系の異常が親世代のころからかなりの割合で進行している。その原因の背景には、生活習慣が大きくかかわっています。 生活習慣はどうなっているのか? 1つ目に、睡眠の問題です。子どもの夜更かしの激増から朝子どもが起れない。遅寝なぜダメなのか?脳の視交叉上核が毎朝、太陽の光を視覚で認識することによって生体リズムを1日24時間に調整しており、遅寝、遅起きは生体リズムの暴走を招きます。 2つ目に、食です。栄養のバランスの崩れから現代型栄養失調になる子どもが・・・ ニワトリ症候群〔コケッココ ⇒ 孤食(ひとり食べ)・欠食(朝ごはんを食べない)・個食(家族みな違った物を食べる)・固食(いつも決まった好きな物しか食べない)〕 3つ目に遊びの問題です。遊び伝承が断絶されています。 なぜか?3つの間(=時間・空間・仲間)が消失され、子どもから遊びを奪ったからです。誰が?大人が奪ったことが原因にあがります。 では、なぜ遊びが必要なのか?体力向上、自然体験、友人関係、意欲創出などさまざま指摘され、@よく眠り、食べるため Aよく育つため Bよく学ぶために遊びは必要です。 4つ目にメディア漬けです。今の小学生は年2200時間がテレビ・電子ゲーム・コミックに時間を使っています。これは、年間の学校の授業時間2倍以上にあたっており、家庭のなかでルールつくりが必要です。そして、メディア漬けの弊害として
この4つの問題を解決するのがスポーツ少年団です。 スポーツ少年団の活動は、子どもたちの生活リズムの改善につながるとともに、子どもたちの育ちを支える活動、そして、生きる力を創り出す重要な活動である 生きる力とは、体力のみならず、食力・眠力・気力・学力・人間(関係)力などの諸力を総合した力です。 しかし、子どもの発育・発達段階に応じたスポーツ指導が必要であります。 例えば、幼稚園・保育園児の場合は、自由遊びが多いほど運動能力が高くなるり、逆にスポーツ指導をするほど運動能力が低くなります。 ご注意ください。 睡眠・食・遊び・メディア漬けを改善し、子どもの遊びの活性化し、子どものスポーツをさかんにし、大垣の子どもの生きる力を育んでくださいますようよろしくお願いいたします。 チラシを見る←こちらをクリックするとチラシ(PDF形式)がダウンロードできます |
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表彰式 |
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