平成23年度大垣市スポーツ少年団指導者研修会
1.趣旨  スポーツ少年団活動の活発化により、多大なる可能性を秘めている少年たちに対する適切な指導は極めて重要になっており、スポーツの指導に携わる指導者の役割は大である。このような状況の中、正しいスポーツ少年団活動の推進と青少年の健全な育成に資するため、スポーツ少年団認定員(有資格者)及び指導者の資質向上を図る。
2.主催 大垣市スポーツ少年団
3.日時 平成23年9月10日(土)  18時30分〜20時45分
(※ 受付 18時00分〜  ※ 開講式 18時30分〜)
4.会場 大垣市総合体育館 第1会議室・第1体育館  大垣市加賀野4丁目62番地 TEL.0584-78-1122
5.研修内容
演題
『子どもの体力・運動能力の現状と「遊び」の可能性』
講師
岐阜聖徳学園大学 教育学部
 准教授  佐 藤 善 人 先生
6.内容の抜粋
人の身体の、スポーツをする能力をつかさどる、神経型は、5才〜10才で大部分が形成されます
この時期に、多様な動きをしたほうが、将来5〜6年生の時に競技力が大きく伸びるということ教えていただき、小学生低学年の時期に
各少年団で限られた種目をするのではなく、難しいと思いますが、いろいろなスポーツを取り入れてほしいです。

体力の状況についてみると
20年程前から低下傾向にあります。しかし、少年団に入っている子どもをみると、昔と較べて、変わらず体力があります。では、なぜ全般的にみて低下しているのかというと、子ども達が、身体をうごかして
遊ぶことが減少していといえます。仲間、時間、空間がなくなっていること、子どもの遊びの内容が変わっていることが要因にあげられます。せっかく、みんなで公園に集まっても
画面もみて遊んでいる様子があります。体力の低下問題もさることながら、子どもの20人に1人が肥満の状況にあります。

身体を動くことが少なくなったことはもとより、生活習慣が良くない状況にあります。
本来、「ぐっすり寝る→朝食べる→集中して勉強する。よく遊ぶ→お腹がすく→ぐっすり寝る」が健康な生活です。しかし、「夜更かし→朝起きれない→朝ごはんを食べない→体がだるい→体を動かさない→
」と生活になり、本来身体を動かすべき時間にまだ身体が起きていない状態で悪循環になります。
子どもは、1日1時間は、なんでもいいので、身体を動かしてほしいです

体力の状況をみると、面白いデータがあります。
スポーツ活動をしなくても、家庭の中でスポーツを話題にしている子どもは、体力テストの得点が高い状況にあります。これは、スポーツが話題になることで、遊びの中でそのスポーツを
まねて遊んでいると予測されます。子どもが自然と興味を持つ事が一番大切なことだと思います。

講義の最後に、指導者の皆さんに、少年団活動は、生涯スポーツの一時期です。将来をみすえて、小学校で『もうやめた』という活動にならないようよろしくお願いいたします。


講義にのあと、実技を実施しました。内容は次のとおりです。
1.集合ゲーム 2.ハイ、イハ、ドン 3.キャッチ 4.人間知恵の輪 5.言うこと一緒、やること一緒
6.線上鬼 7.クモ鬼 8.三歩鬼 9.手つなぎ鬼 10.氷鬼 発展バージョン

7.対象者 指導者及び参加を希望する方。
【認定員の資格を取得され5年以上経過している方の参加をお願いいたします。】
(各種目及び単位団から、1名以上の参加をお願いします)
8.申込期限 平成23年9月2日(金)  締切厳守でお願いします。
9.申込先及び
  問い合わせ先
〒503−0006  大垣市加賀野4丁目62
大垣市総合体育館内  大垣市スポーツ少年団事務局  (担当:川瀬)
TEL.0584−78−1122  FAX.0584−78−1129
10.その他 質疑応答の時間を設けますので、十分ご活用ください。
実施要項 ←こちらをクリックすると実施要項・申込書(Word形式)がダウンロードできます

トップページに戻る